Jewellery Making

Jewellery Making

Hème (エム)のジュエリーが出来上がるまでの流れ

◆デザイン〜原型

デザインしたジュエリーを3DCAD, 3DCGのソフトウェアを使って、3Dデータを作成し、3Dプリンターを使って手にとれるカタチにしていきます。

 Rhinoceros(ライノセラス)という3DCADソフトウェアを基本使用して、リング・ネックレス・ピアスなどの3Dデータを作成。3Dプリンターで造形し原型を製作します。

◆型取り〜キャスト

原型が決まり、シリコンを使って型を取ます。シリコン製のゴム型が製作出来たら、型取りをしたシリコンゴムにインジェクションワックスという蝋(ろう)素材のものを流し込み、大量に複製を作っていきます。

さらに複製したワックスで石膏型をとっていきます。石膏が固まりましたら窯で焼き、高温状態の窯で時間をかけて、ゆっくりワックスを溶かし出していきます。

使用する金属素材を準備して、釜の中を高温にし金属を溶かしていきます。

金属が完全に溶解したら、そこにワックスを溶かし出した石膏型の中に圧力をかけて、一気に金属を流し込んでいきます。

 

地金を流し込んだばかりの、熱々の石膏を水の中へ一気に入れると、

石膏が溶け出し、瞬く間に水は真っ白に。

その中からたくさんのアイテムがついた、ツリーと呼ばれる金属のオブジェクトが姿を表します。

◆仕上げ

糸鋸でカット、ヤスリで形を整え、リングは芯棒に入れて木槌で叩きリングを真円にしていきます。

ハンドモーターで先端工具を数種類使い磨きます。

磨きの最後にバフを当てて鏡面にしていきます。リング・ネックレス・ピアス一つ一つに熟練の職人がいくつもの工程を経て、仕上げていきます。

最後に石留め職人が宝石を留めて、ブランド刻印とマテリアル刻印を入れ完成となります。

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